冬のスポーツとして人気の高いフィギュアスケートですが、その魅力は可憐な演技と迫力のジャンプ夢中になる人は多いでね。
日本はフィギュアスケートの強豪国となり、国際大会では沢山の日本人選手が活躍しています、そこで今回、友野一希選手について調査したいと思います。
なぜ友野一希選手なのかと言うと、個性的な演出が話題になっているのと、もう一つ外国人コーチ、ミーシャ・ジーさんの存在が話題だからです。
急成長して今注目を浴びている友野一希選手、そして、その成長を支えているとされる外国人コーチ、ミーシャさん。
お二人はどんな人物なのか大変興味深いです。
目次
友野一希のコーチは外国人?
最近数々の国際大会で活躍して注目されている友野選手ですが、もう一つ注目されている点が、コーチ兼振付師としてチームにミーシャ・ジーさんが入ったという点です。
ジュニア時代からのコーチの平池大人さんに加えて、自らの強い希望で、外国人であるミーシャさんをコーチを迎えたのは、自身にはまだ足りない、情感を表現するプログラムを作るためだと、以前インタビューで答えていたを記事で読みました。
自分には何が足りないかを自覚して、その為に積極的に行動できる友野選手は、自己分析とサーチ力をもつ人ですね。しかし外国の方に目をつけるというのは、新しい風を感じます。
友野一希の振付師ミーシャってどんな人?
ミーシャ・ジーさんはモスクワ生まれのロシア人。 母親はロシア人、父親は韓国系の中国人、その二人の間に生まれました。
父親が中国のフィギュアスケートのコーチをしていたことから、ミーシャさんは幼いころ中国の北京で育ちました。
その後アメリカに移住、母方の親戚の関係で、ウズベキスタンのスケート連盟と交流がありその関連で、2010年からウズベキスタン代表として、国際大会にデビューしました。
ミーシャ・ジーさんの「ジー」というのはロシアでは珍しい姓で、実は中国の姓「戈」に由来するものだそうです。
生まれはロシア、育ちは中国そして国際大会ではウズベキスタン代表と、複雑な経歴を持つミーシャさんですが、そのルーツは、両親二人の国を大事にしている、家族思いの人だと名前ひとつからでもわかりますね。
友野一希のプロフィール
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
フィギュアスケートを始めたのは4歳の時、元々フィギュアスケートをしていたお母さんの影響で、家の近くにある上野芝スケートリンクに通うようになりました。
親の影響でスポーツや趣味を始めるというのは、よくある話ですが、それだけでおわらない所が、一流選手と一般人の違うところですね。
ジュニア時代は、大阪府立臨海スポーツセンターに通っていました。
ジャンプが苦手で、コンビ―ネーションジャンプや、三回転アクセルの習得に時間がかかり、大会でもジュニアグランプリ―シリーズの選考に3回落選など。
思ったような結果は中々得られず苦労したようですね。
そんな日々でも、大阪府立臨海スポーツセンターで出会った平池大人コーチの元、厳しい指導と練習を重ねいつか飛躍する日を信じて努力を重ねます。
結果のとも合わない中でも、練習を続けるのは大変だったと思います。
余程スケートが好きでも続けられないし、ましてや10代の頃なんて遊びたい時期ですしそんな誘惑に流されないなんて常人にはできない努力ですね。
友野一希のこれまでの成績は?
芽の出ることの無かったジュニア時代ですが、やっぱり神様は努力を続ける人には必ずチャンスを与えてくれるのです。
2017年グランプリシリーズ初戦のNHK杯、代表選手が病気の為欠場になり、友野選手が代打出場、ショートで自己ベスト、総合でも自己ベストを更新して7位。
そしてそのシーズンの全日本選手権で、自己最高順位4位となるも、平昌オリンピック代表には手が届きませんでした。
2018年世界選手権、またしても補欠選手として登録されていた友野選手ですが、羽生結弦選手が右足首の怪我のため欠場となり、繰り上げで初の世界選手権に出場。
ショートで全てのジャンプを完璧に飛び、フリーでも苦手のコンピネーションジャンプを成功させ自己ベストを大きく更新し、5位入賞と大健闘。その活躍を認められ特別強化選手に指定されました。
その後も、グランプリシリーズ、四大陸選手権には欠かせない選手となり、「ナニワのエンターテイナー」と呼ばれ表現力豊かなスケーターとして人気急上昇に。
中でも個性豊かな衣装や「踊れるスケーター」と言われるほどの、キレッキレステップで会場を盛り上げるパフォーマンスは圧巻です。
21歳とうい若さで、人気実力とも日本を代表するスケータへと成長しました。
やっと訪れたチャンス、人によってはピンチともとれる機会を、見事にモノにして文字道理飛躍していく様はサクセスドラマ、この先どんな展開になるのかドキドキします。
友野一希のコーチの成績は?
フィギュアスケーターとして、2010年から世界選手権に7度も出場、ソチオリンピックではウズベキスタン代表として出場して、17位に入賞しました。
現役時代から振付師としても活動していて、自らのプログラムを制作するのは勿論、エフゲニア・メドベージェワ選手や、高橋大輔選手など、他のフィギュアスケーターのプログラムも手がけていました。
ミーシャさんは昔から、音楽に対して強いこだわりがあり、「フィギュアスケート界が将来面白くなるように」と常に考えていて、その一貫からか自身のプログラム曲に、歌詞入りの曲を使っていました。
歌詞入りの曲を使うことは減点対象になるのですが、敢えて使いつづけていたのは、フィギュアスケート界を面白いものに変えていきたいという、ミーシャさんの熱意の表れだったんじゃないでしょうか。
しかし現実は減点対象になるかどうかは、それぞれのジャッジの判断、その結果ほとんどのジャッジに減点をもらう結果になってしまいました。
ところが最近のオリンピックで、歌詞入りの曲使用が解禁となり、歌詞入り曲を使用する選手も増えました。
反応は様々で、歌詞があった方が感情表現が伝わりやすいなどの声がある一方、歌が気になって演技に集中できないなどの声もあり、意見は賛否両論ですがフィギュアスケートの新たな可能性を感じる問題たど思います。
こうしてフィギュア業界に、新しい変化が起こることは、ミーシャさんが起こした行動の成果だと思います。
友野一希のコーチは結婚してる?
ロシア、韓国、中国の血が混ざり誕生したミーシャさん、イケメンと騒がれるのも納得です、流石に彼女や奥さんがいてあたりまえだろうと思いしらべましたが、どうやら今のところ独身みたいです、忙しく世界をとびまわっていて、彼女を作る暇もないのかもしれませんね。
ミーシャさんは、親日派としても有名です、特に高橋大輔さんを尊敬していて、高橋さんの最後のプログラムに関われたことが本当に嬉しい事だと話ていました。
もしかしたら、友野選手のコーチを引き受けた理由の一つなのかもしれませんね。
まとめ
こうして完成した、チーム友野、楽しみで仕方ないです。
ナニワのエンターテイナーに、フィギュアスケート界の革命児、そんな二人がタッグをくんで世界一を目指す訳ですから。
二人の挑戦はまだはじまったばかりです、今後フィギュアスケートがどんな風になっていくのかも併せて応援していきたいと思います。
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